2019年9月2日 ドアアクセス制御を使った入退室管理システムを活用する
今回はシンガポールでドアアクセス制御システムを使った入退室管理システムの情報を共有いたします。
非接触ICカード型のドアアクセス制御システムを使った入退室管理とは?
そもそもドアアクセス制御システムとは何かというと、個人ごとに配布したICカードをカードリーダーにかざすと、扉が解錠され入室・退室が可能になるシステムで、オフィスに入れる人や時間を制限すると同時に「いつ」、「だれが」、「どこに」入退出を行ったのかを記録するシステムのことです。
ドアアアクセス制御システムは社内ネットワークに接続されており、社内LANに接続されたパソコンやサーバーに専用管理ソフトウェアをインストールしスタッフ情報の登録操作やレポートの出力が可能となります。
オフィスの入退出管理やサーバー室のセキュリティ強化、労働時間の管理データとして幅広く活用されています。
シンガポールのオフィスで代表的な3つの認証方式
非接触ICカード型ドアアクセス制御システム
非接触ICカードの特徴は、その名のとおり「触らずに」読み取りができ、ドアを解錠できる装置です。各スタッフにICカードを配布してオフィスの入退出を行います。シンガポールのオフィスでは最も普及している認証方式です。
指紋認証型のドアアクセス制御システム
指紋認証は文字通り、指紋と言われる指先の紋様を識別して照合する方式です。
指紋認証は生体認証の代名詞と言っても過言ではありません。
各スタッフに指紋登録を事前に行い、入退出をおこなえるようにします。
普及度と認知度の高さから現在でも第一線の生体認証装置として利用されています。
顔認証型のドアアクセス制御システム
顔認証とはカメラが人間の顔を撮影し、それを解析して個人を特定、判別する技術で、事前に各スタッフの顔の登録を行い、入退出をおこなえるようにします。
シンガポールのオフィスではまだ多くは普及していません。
非接触ICカード型ドアアクセス制御システムがお勧め
シンガポールで一番普及している方式となります。
非接触ICカード型ドアアクセス制御システムは入り口と出口の両方にカードリーダーを設置致します。その上で、入口のガラス扉に電磁式電気錠を導入して、入室管理システムとのリンクを行います。
電磁式電気錠とは強力な電磁石の磁力を鍵として利用したオートロックシステムです。
また事務所不在時には扉下には通常のカギ等を使い、「電磁式電気錠」と「物理的な鍵、ギザギザの鍵」の2重の鍵でセキュリティを強化します。
従業員の入退室履歴レポート
日々の入退出履歴データを自動で収集してレポートとして出力することができますので、人事担当の方に従業員の入退室の履歴データを勤怠管理として労務管理にご利用頂くことができます。
アクセス制御システムを使った入退室管理システムの導入事例をご紹介
シンガポールの電機部品商社様向けアアクセス制御システムを使った入退室管理システムを導入ささせて頂きました。
⇩(事例は下記をクリックしてください)