2019年9月10日 シンガポールでプロジェクターを導入する前の基礎知識
今回はシンガポールでプロジェクターを導入する前の基礎知識を共有いたします。
プロジェクターとはパソコンなどの映像を大きなスクリーンに投影する投影機のことです。
シンガポールでオフィスの新設や移転、リニューアルで会議室のプロジェクターについて下記のような相談をよく頂きます。
- 会議室に天井吊りの常設のプロジェクターを導入したい
- 会議があるたびにプロジェクターの設置や戻すのが大変
- 高画質で画面が明るいプロジェクターを導入したい
- 大画面でプロジェクターを利用したい
ここではプロジェクター選びのポイントなどを一緒に見ていきましょう。
プロジェクター選びはルーメン(明るさ)が決め手
プロジェクターを選ぶ時はルーメンという明るさを基準に選んでいくとよいでしょう。ルーメンの数値が高いほど、明るい部屋でもくっきりと投影することが可能です。
オフィスの会議室など室内を暗くすることができない場所などでは、ルーメンの数値が高いプロジェクターを選ぶとよいでしょう。
5名ほどの少人数の会議室に | 10名ほどの中規模会議室に | 15名以上の大会議室やセミナー室に |
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明るさ3200ルーメン~ | 明るさ3600ルーメン~ | 明るさ4200ルーメン~ |
プロジェクターの設置場所
プロジェクターの設置場所は下記のご使用シーンに沿って選ぶのがポイントです。
卓上設置タイプ
ミーティングテーブルなどに置いた状態で使用します。
持ち運びもできるので、他の会議室でも使用したい時には便利です。
モバイルタイプ
ポータブルタイプは手のひらサイズの軽量型なので、外出先に持っていきプレゼンをする時などに便利です。
天井吊りタイプ
天井吊りタイプは最近一番多い設置方法で、会議室を見栄えよく見せたいという要望が多く、プロジェクターの位置の調整の手間も省け、より充実した会議ができると好評です。
シンガポールで代表的なプロジェクターメーカーのご紹介
Epson(エプソン)
エプソンはプロジェクター商品で世界市場トップシェアを誇る日本メーカーです。
ビジネス向け、ホームユース向けの両方の商品を幅広く扱っています。
プロジェクターの製品クオリティの高さがあり安心して購入できるブランドです。
ビジネス向けのプロジェクターはベーシックモデルから、軽量でコンパクトな
持ち運びやすいモデルまで製造しています。
価格は1台数百ドルのモデルから数千ドル台の高機能なモデルまで商品ラインナップがあります。
Casio(カシオ)
カシオのプロジェクターはLEDハイブリット光源を使っているので、省エネかつ長寿命でヘビーユーザーでも長期に渡って安心して使えます。また商品の強みは電源投入後の起動の速さにあります。
最短5秒で投影できる速さなので、早くプロジェクターを利用したいユーザーには重宝します。
プロジェクタースクリーンの選び方
最近はプロジェクター投影用に設置工事をするスクリーンのご依頼も増えております。
プロジェクタースクリーンは、下記のように電動タイプ、手動タイプなどの製品タイプがあり、サイズも考慮する必要があります。
電動スクリーンタイプ
リモコンでスクリーンを昇降操作する電動タイプです。使わない時は巻き上げておき、利用するときだけ降ろして利用します。電動のため電気工事が必要となります。
サイズも80インチ~140インチまで幅広くそろえています。
手動スクリーンタイプ
スクリーン横のチェーンで手動にてスクリーン昇降操作を行います。
手動スクリーンは電源が不要なので、電源工事は不要です。
サイズも80インチ~140インチまで幅広くそろえています。
プロジェクターを選ぶ基準が分からないので、自社の会議室にどのプロジェクター製品が最適なのか教えてほしいなど会議室の人数やご予算など、いくつかの質問にお答えいただければ、最適なプロジェクター製品の紹介から会議室にプロジェクターやスクリーンの取付工事もお請しております。
詳しいサービス内容等については、カワテック営業担当までご連絡をお願いいたします。