2019年7月13日 【メディア掲載】シンガポールの週間情報誌「SingaLife」でKawatecが紹介されました!
シンガポールの週間情報誌「SingaLife」の2019年7月のビジネス特集の
「2020年からの未来予想図 〜 企業の挑戦 〜」でKawatecが紹介されました。
<記事内容>
<インタビュー者のプロフィール>
■経歴紹介
川辺高峰:カワテック創業者、1977年生まれ、神奈川県座間市出身。
26歳の時にシンガポールの発展の可能性を感じて移住を決意。きめ細かで、
お客様に心から喜んで頂けるような分かりやすいITサポートを提供したい想いで
2007年にカワテックを立ち上げました。
それ以来12年間で100社以上の企業様のITサポートを日々行わせて頂いております。
プライベートではマレーシア人の奥さんと現在7歳になる息子と生活しています。
<会社の経歴>
カワテックは IT サポートのプロ集団です。2007年の設立より、シンガポールへやってきた法人様が安心して業務に打ち込める環境をサポートしたい想いで、寄り添った親身なITサポートサービスの提供をしております。
私達は IT に関することで出来ないことを設けていません。
パソコンの導入・修理・サポート、サーバー、ネットワーク構築、クラウド構築、LAN構築から電話回線引き込みまで業務に欠かせないオフィスのIT環境を作る全ての事柄にワンストップでお答えしています。
シンガポールを知り尽くして磨かれた現地に強い提案力で、「お困り」ごとを解決します。日本人のITの専門スタッフがじっくりと丁寧にお話をお伺いして、お客様それぞれの要望に沿った最善のご提案をします。
1.御社のこれまでの経緯をお聞かせください。
本格的に「オフィス丸ごとIT構築」と「オフィス丸ごとIT保守サポート」を始めました。
今から10年前、その当時東南アジアのハブであるシンガポールが注目を集めだし、
大手日系企業がどんどんとシンガポールへ支店を立ち上げるようになっていきました。
そんな中、多くの日系企業が新規で事務所を立ち上げるので、
IT周りの構築作業をしてくれないかという相談がありました。
もともとカワテックは、LAN構築やパソコンの導入などは普段から行っていたので慣れていましたが、事務所のIT周りの構築作業を通して、インターネット回線や電話回線を引くにはどうしたらよいのか、Emailホスティングのサーバ構築やビジネスフォンの設定や仕組み、複合機の手配の方法をより細かく調べて覚えていき実践していきました。またプロジェクトのスケジュールも施工業者と調整して納期に間に合うように段取りしていきました。お客さんのところに業務開始後に訪問させてもらい、一からサーバのデータ共有の方法やビジネスフォンの使い方を教えたりしました。
2.また、御社はどのように変化してきましたか?
カワテックは日々の業務の積み重ねで向上、成長していき、最低限のこと(PC1台導入など)からより難易度の高い、最高(グローバルIT構築サポートなど)のことまでご提案し実行することができる会社となっていきました。
社員も合計20名、社長以外の専属の日本人スタッフも5名になりました。
カワテックの地場に精通した提案力、超スピーディな見積もりとソリューションの提案力が向上しました。数々の導入・サポート業務でカワテックのエンジニアの経験値がさらにレベルアップしています。
3.マレーシア・クアラルンプール支店についてお聞かせください。
シンガポールはカワテックのメインの活動拠点ではありますが、シンガポール以外の
海外拠点の展開もずっと視野に入れて活動を行っておりました。
そんな中でもシンガポールのお客さんから、マレーシアでもITサポートができるかという引き合いを頻繁に相談されるようになりました。
マレーシアであれば、シンガポールと同様に日系企業も多く進出していて、商習慣もシンガポールと非常に似ていることもあり、私の奥さんもマレーシア出身ですので頻繁にマレーシアに行くことがありました。
そんな中、市場調査の為に休みを利用して、クアラルンプールへ行き、マレーシアの商習慣や経済動向、IT動向、日系企業などの動向を調べるようになりました。
マレーシアはシンガポール程の利便性は感じませんでしたが、予想以上にITで困っている企業や個人客が多いと思いました。私は思ったら直ぐに行動ですので、直ぐにマレーシアに会社登記をする準備をしていきます。
そして2015年からマレーシアのクアラルンプールに支店を開設しました。シンガポールで培った経験とスキルをもって、シンガポールと変わらない質の高いサービスを提供しています。
4.2020年、更なる成長と御社の業績拡大のためどのようなことをしていくのか?
カワテックは日系の中小企業のITインフラ環境構築とIT保守サポートの部分に商品を絞り込み、最大限のサービスを提供することに徹底します。お客様のニーズは、より狭く、深くなっています。IT保守サポートは最高の高収益リカーリング商品なので、サービスを深堀して改善していきます。
一度、お客様からIT保守サポートをお任せいただけると、その企業のITのインフラからソフトウェアまでITに関して全てのことを相談頂けます。
また、IT保守サポートは、すべての日系の中小企業で必要な商品となるので、事業の将来性があります。
今後3年間はITインフラ環境構築を最重要商品とし、深堀して商品力を磨いていきます。また、IT保守サポートも一緒に提案して、相乗効果を生んでいきます。
2020年までに、既存のパッケージ商品以外に、IT関連でもう1つの柱となる新商品を
開発し、パッケージ化してリカーリングビジネスとして既存顧客や新規顧客に販売していきます。事業化するために今から資金と人脈と人財を蓄積していきます。
現在、柱となりそうな事業は中小企業の経営サポート事業(どうやったらお客様の業務をITで改善して、お客様がさらにビジネスで飛躍成長できるかという知識集約型の高度なIT経営コンサルティング業)です。あらゆるIT知識を有効に活用して、月次顧問契約にてお客様の会社経営を改善サポートしていく事業を推し進めていきます。
5.業界の変化に伴い、御社の新たな事業計画や新事業を進めていくと思いますが、お客様や社会と繋がるメリットとはなんでしょうか?
私は、2007年から12年間カワテックの経営を行ってきました。その間多くの会社が倒産、シンガポールから撤退していきました。反対に、この12年間で大きく成長し安定している会社もあります。会社は何のために存在するのか、正しい経営とはどのような経営なのか考え続けてきました。結論は、「業績中心の経営ではなく、社員さんを大切にし、会社と縁のある全ての人々を幸せにする経営」です。社員が一番大切なら、社員が未来に夢や希望を持ち安心して働ける会社にしなければなりません。
社長の努めは、社員第一主義により、働き甲斐のある、仕事ができる条件、環境を整えることです。社員の努めは、お客様第一主義により、使命感を持って仕事をすることです。私達の夢は、お客様にIT技術を売る前に、社員一人ひとりの人間性が伝わるように、世界中で頑張っている中小企業の成長とそのお客様の全従業員が幸せになるお手伝いをして、お客様から喜ばれることです。